ライザップイングリッシュを卒業して…経験者の1年後

失敗・体験

2022年に私自身がライザップイングリッシュを受講して、卒業時にはどんなことがあったか?卒業後の英語力はどう変わったのか?どんな効果があったのか?をご紹介します。
私はネットの口コミを寄せ集めるのではなく、私自身の経験を中心に記事を書いています。他のサイトを見ればわかるような情報は省略することも多いですが、自分の経験が誰かの英語学習に役立つことを願って執筆しています。どうぞご了承ください。

ライザップイングリッシュを卒業して変わったこと

私がライザップイングリッシュを卒業して変わったことは4つあります。

1.点数、実力アップにつながる正しく最短の勉強法が身についた

当時の自分にとってのTOEICの点数を上げるために、どんな勉強すればよいかがわかりました。そして、卒業後は「こういう目的なら、こういうトレーニングや勉強法がいいな」とも考えられるようになっています。
「学力が上がって、今まで活用できていなかった教材に効果を覚えるようになった」という口コミもありますが、本当の原因としては「教材の選び方」「活用の方法」のどちらかがよくないケースが多いと思います。トレーナーから徹底的に1つの教材を使い倒すことを教えてもらいましたので、この効果は非常に大きいです。受講中はテキストを読む、問題を解くだけでなく、トレーナーにしつこいくらい「勉強方法はこういうやり方で合っている?」と聞き続ければ、卒業後も勉強方法が身についているでしょう。

2.英語学習の優先順位が上がって習慣化できた

英語学習の優先順位が上がり、意識的にスキマ時間を見つけて勉強できるようになりました。私は朝が苦手なので、朝活=英語学習に必須、とは思っていません。朝に限らず、空き時間が少しでもあれば英語学習をするようになりましたし、そのために英語の教材を持ち歩いたりスマホに必要な音声やアプリを準備するようになりました。ライザップイングリッシュの受講中、スキマ時間にオススメなTIPSをトレーナーが教えてくれたので、卒業後もよいクセがそのまま残り、習慣化するのに役立ちました。例えば、スマホでTOEICのPART2の音声を聞きながら、シャドーイングをするなどです。これは通勤時間などに今でも続けています。

3.キャリアを前向きに考えられるようになった

ライザップイングリッシュに通いTOEICの点数が上がったことで、英語を使う仕事をポジティブに捉えられるようになりました。たとえば、これまでは「海外出張のチャンスがあるかもしれない」と職場で聞いても、英語が満足に話せない状況が思い浮かび、なんとなく消極的になってました。しかし、客観的な指標であるTOEICの点数が上がったことで「自分もこの件で海外出張に行ってみたい」「TOEIC800点取っていれば立候補しても異論はないはず」とポジティブに意思表明できるようになりました。
転職エージェントの方と話す機会もあります。昨今必ず聞かれるのは「デジタルスキル」と「英語」ではないでしょうか。前者は自信を持っていますが、英語について聞かれて以前は何もアピールすることがありませんでした。現在はTOEICの点数と継続的な学習習慣があるので、自信を持って説明することができます。積極的な転職活動はしていませんが、英語を使う職場や外資系企業からスカウトもくるようになりました。キャリアのチャンスは長期的に広がるでしょう。

4.ライザップ以外の英語学習も楽しくなった

ライザップイングリッシュには継続コースもあります。素晴らしいトレーニングですので、強制力ある状態を続けられたら魅力的ですが、1回約20,000円と高額です。多くの人にとって、ライザップ入会するに当たっての目標を達成した後の投資として手を出すのは難しいかもしれません。
私は、どのように英語学習を継続していけばよいかを卒業前にトレーナーから教えてもらうことができました。その内容をもとにして、主にオンライン英会話と新しいテキストを取り入れて、今も楽しく気持ちよく英語学習を続けられています。

誤解しないで!ライザップイングリッシュの継続コース

ライザップイングリッシュの継続コースについて紹介します。別の記事でも書きましたが、本当はもっと長く受講したい思いがありました。しかし、誤解なく。「期間中に効果がなかったから延長したくなった」という意図ではありません。とても効果を感じていたからこそ、もう少しトレーニングを続けたくなったのです。「点数が上がらなかったら、継続の料金のことも覚悟しておかないと」と考える必要はありません。受講経験があればわかることなのですが、誤解のないように強調してお伝えしたいです。経験者である友人にも話を聞きましたが、同じ感想でした。
継続コースについて、私はカウンセリングも受講中も、強引に誘導されることはまったくありませんでした。ライザップイングリッシュのTOEICスコアアップコースには「点数保証制度」が用意されていますので、「点数が上がらなかったら、継続の料金のことも覚悟しておかないと」と考える必要はありません。しっかり規定の時間数の学習を続けて、それをしっかり報告していても保証点数に届かないときは別料金0円で追加のトレーニングが受けられます。「継続コースで高額な追加出費があるかも」と心配することなく、卒業まで学習に集中することが目標達成の近道。いらぬ心配なく、ゴールまで英語学習に集中できるのがライザップイングリッシュの魅力でしょう。

最強かつ最高!ライザップイングリッシュの卒業時にもらったアドバイス

コース終了前、「次回でライザップイングリッシュを卒業だけれど、本当はもう少しライザップで指導してもらいたいな」と思っていました。しかし先述のとおり、継続のコースに申し込むのは経済的負担も大きい。そこで、最終回の前に私は、トレーナーへ「来週から一人で学習するためのアドバイスをお願いしたい。こんな学習にも興味があるけれど、効果はあるか?こんなところが不安ですが、どうしたらいいか?」とアフターフォローをお願いするメールを送りました。別の記事でも書きましたが、質問は事前に送ることが大事です。
具体的には3つのアドバイスを受けました。
1つは、毎日少しでも英語のトレーニングを続けるということ。第二言語なので、忘れないよう脳に形状記憶させることが大切です。ダイエットでは、運動をして食事量を控えてもその後次に運動するまでの日をダラダラ過ごせば、効果は出ませんよね。それと同じで、英語も学んだことを少しでも定着させることが大事です。ライザップイングリッシュの受講中に使用していた、「スタディプラス」をそのまま利用し、毎日少しずつ勉強した時間を記録して、「1日3分でもいいから英語を勉強しよう、そうでないと落ち着かない」という状態を続けています。 
2つめは、少数の教材を徹底的かつ、正しいアプローチで勉強するということ。これまで学習してきたテキストで再度、どのように学習するべきなのかのアドバイスを受けました。「新しいテキストを買うよりも、でる1000を覚えるくらいこうして何往復もしたほうがいい」などと、私の学習スタイルが卒業後に崩れてしまわないようにするためのアドバイスでした。
3つめがようやく、具体的な教材や他社のサービスです。私がライザップイングリッシュに通ったのは2ヶ月なので、効率的にTOEICの点数を上げるため、使わなかった教材もありました。また、どちらかというとリスニング中心の対策だったため、リーディングや作文能力も取り組めるように、卒業時点で私に不足していた能力を中心に、今後使うとスキル補強できそうな教材を具体的にあげてもらいました。オンライン英会話も、どんな基準で考えるとよいかを詳しく聞き、その意見を元に自分でリストアップをしていたサービスの中からを選びました。

ライザップイングリッシュを卒業すると英語力は下がる?

ライザップイングリッシュでの期間を絞ったトレーニングでは、相当なインプットをします。第二言語であるため維持するための継続学習は必要です。
私も著しく学習時間が減ったとき、TOEICの点数が下がったことはありました。しかし、受講前よりは「勉強の続け方」「効果の薄い勉強方法」がわかっているため、効率よく英語力を取り戻すことは可能です。トレーナーに教えてもらったアドバイスをノートを見ながら再度取り入れたところ、点数はすぐに戻りました。
どのような習慣で私が英語力をキープしているかというと、以下の通りです。

私の卒業後の勉強法 続けている2つの習慣


私の場合、オンライン英会話とTOEICの受験という2つの習慣を取り入れて、英語力を維持できています。リビングで日常的にオンライン英会話をしたり、TOEIC前に試験勉強する姿を子どもに見せたりできるようになりました。「計画的に勉強しておけば、テストでいい点取れて自分もうれしくなるよね」などと、勉強について子どもと楽しく会話できるようになりました。数ヶ月後から子ども自身も私と同じオンライン英会話を始めて、レッスンの前後に私が子どもに英会話をフォローしてあげられるようになっています。
現在は、TOEICのための単語学習や問題集のトレーニングは減らしました。しかし、TOEICに特化した勉強にたくさんの時間を割かなくても、オンライン英会話を続けることでリスニングの点数は上がり続けています。つまり、基礎力はキープできているのだと実感しています。

卒後後、独学の落とし穴にはまらないコツ


ただ、ライザップイングリッシュの受講中の用に強制力が減ると、「自分には苦手だけれども点数アップのために必要なこと」をやる時間は少し減りがちです。知らず知らず自分の得意なトレーニングに偏る可能性はあるので、さらにTOEICの点数アップを目指す場合は、模試の正誤や過去に受けたアドバイスを元に苦手の克服にも時間を意識的に使うことが重要です。

結論!ライザップイングリッシュは卒業後も英語力キープが可能

ライザップイングリッシュは負荷の高いトレーニングなので、目的としていた点数のアップを達成するだけでも得るものがあります。 ただ、英語(語学)は第二言語です。卒業後に全く触れなければ英語力は下がるかもしれません。
ただし、心配いりません。英語力を維持するには、ライザップイングリッシュで使ったテキストを繰り返すだけで十分です。卒業しても、ライザップイングリッシュで身につけた習慣を少しでも残すようにすれば、英語力は十分維持できます。
維持だけでなく次の目標を目指す場合は、トレーナーに具体的なアドバイスを求めるとよいでしょう。いずれにしても、独学で高い目標を達成することは本当に大変です。ライザップイングリッシュで一度正しい学習方法が身につけば、その後キープするための学習継続はラクになります。期限を決めて達成っしたい目標のある方は、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

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